ご挨拶
一般社団法人 栃木県病院薬剤師会のホームページをご覧いただきありがとうございます。
このたび、令和6年度第25回通常総会において、栃木県病院薬剤師会の会長を拝命しました獨協医科大学病院の臼井悟でございます。
微力ではございますが、会員の皆様と共に、県民の健康と福祉の向上に努めてまいります。
栃木県病院薬剤師会は1951年(昭和26年)に55名の会員で発足し、2012年(平成24年)に一般社団法人へ組織改編いたしました。現在、栃木県内の病院、診療所及び介護保険施設に勤務する薬剤師が730名所属しております。
近年、病院薬剤師の役割は大きく変化しております。調剤業務の自動化が進む中、薬剤師は病棟での服薬指導やチーム医療への参画など、患者ケアに直接関与する機会が増加しています。
また、専門薬剤師の資格取得が推進され、がん専門薬剤師や感染症専門薬剤師など、高度な専門性を持つ薬剤師の需要が高まっています。
一方で、病院薬剤師の人手不足や業務の偏在が指摘されています。 特に、情報共有の不足や個人情報管理の課題は、薬薬連携の推進において大きな障壁となっています。 さらに、高齢化社会の進行に伴い、在宅医療や地域医療との連携が求められる中、薬剤師の役割はますます多様化・高度化しています。
これらの課題を克服し、病院薬剤師の役割をさらに発展させるため、以下の推進に取り組んでまいります。
1.専門性の向上
継続的な学習と研鑽を通じて、専門薬剤師の資格取得を推進し、高度な知識と技術を持つ人材を育成します。
2.薬薬連携の強化
地域医療の充実を図るため、病院薬剤師と薬局薬剤師の連携を深化させ、情報共有の体制を整備することで、患者さんに一貫した薬物療法を提供します。
3.地域医療への貢献
地域の医療機関や在宅医療チームとの連携を強化し、地域包括ケアシステムの中で薬剤師が積極的に関与できる体制を構築します。
4.業務環境の改善
タスク・シフト/シェアの推進や労働環境の改善を図り、薬剤師が専門性を発揮しやすい職場づくりを目指します。
これらの取り組みを通じて、病院薬剤師としての責務を全うし、県民の皆様の健康と安全に寄与してまいります。今後とも会員の皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。